みこの舞
牛鬼が暴れまわる
五ッ鹿
今年も私の住む地区、狩江の秋祭りが行われました。
400人ほどの小さな地区。でも、祭りは中身が濃く、とてもユニークです。
地元の人たちは男性は神輿を担いだり、「牛鬼」や「五ッ鹿」などになり、
地区の家々をまわります。
こどもたちも1か月前から練習し、いろいろな踊りを披露します。
各家では女性たちがご馳走を用意して待っています。
祭典が終わると、見物客も、踊りを披露した人達も
好きな家に上がってごちそうを食べられるのです。
家の人たちは誰が来たかもわからないほど接客に追われます。
だって食べ放題だもの。この家ではこの料理がおいしい、なんて
うわさで広まって食べに来る人もいます。
普段はなかなかあがれない方のお家でも、この機会にお邪魔して、
いろいろなお話が出来るのが楽しみ。
さて、お昼御飯がすむと今度は船で神様は隣の地区に渡り、
また同じ祭典がおこなわれ、また隣の地区でごちそうを食べながら
各家々をまわります。
夕方になってようやく神様がお宮に戻ると、祭り終了。。。
と思いきや、夜には踊りの披露。そしてまた各家々でワイワイガヤガヤ。
なが~い一日は夜中まで続きます。
こんなすてきなお祭り、他にはなかなかないでしょう。
皆さんもぜひお越しくださいね